「修学旅行で子どもに現金を持たせるのが不安だから、家族カードを作れないかな」――そう考えて検索してきた親御さんは多いと思う。あるいは、高校生本人が「自分も家族カード欲しいな」と思って調べているかもしれない。
結論から先に言ってしまうと、クレジットカードの家族カードは、高校生は原則として作れない。これは特定のカード会社の話じゃなくて、業界全体でほぼ共通したルールだ。
ただ、「だから諦めてください」で終わる記事はネット上にすでに山ほどある。僕がここで伝えたいのは、その先の話だ。家族カードが作れなくても、ほぼ同じことができる代替策が3つある。
そして高校卒業のタイミングで満を持してカードを持たせるためのロードマップも、ちゃんとある。
日米を行き来する経営者として20年クレカと付き合ってきた僕が、自分が10代だった頃の失敗も交えながら、親と高校生の両方に届く形で整理していくよ。
結論:クレジットカードの家族カードは「高校生は不可」が業界標準

まず事実関係をはっきりさせておこう。三井住友・JCB・楽天・イオン・アメックスといった主要カード会社の家族カード申込条件は、ほぼ例外なくこう書かれている。
本会員と生計を同一にする「高校生を除く満18歳以上」の配偶者・親・子(一部のカードでは兄弟姉妹も対象)
ここでポイントになるのは「高校生を除く」の文言だ。年齢ではなく「在学状況」で線が引かれている。
つまり18歳の誕生日を迎えていても、高校に在籍中なら家族カードは申し込めない。逆に言えば、18歳になっていて、かつ高校を卒業見込みになった瞬間から申し込みが通る可能性が出てくるってわけだ。

えー!18歳になったら大人なんでしょ?なんで高校生だけダメなの?意味わかんなくない?



気持ちはわかるよ。でも「年齢」と「在学状況」を別物として扱うのには、ちゃんとした背景があるんだ。次の見出しで、3つの理由に分けて話していく。
なぜ高校生は家族カードを作れないのか?3つの背景


「ただのカード会社のルールでしょ」と片付けるのは早い。実は法律と社会通念と与信の3つが絡んでいて、それぞれちゃんと意味のある仕組みになっている。
① 改正割賦販売法と業界の自主規制ライン
2010年に改正された割賦販売法をきっかけに、クレジット業界では「高校生にはクレジット契約をさせない」という自主規制が定着した。
法律の条文そのものに「高校生はダメ」と書いてあるわけじゃないんだが、「学生・未成年者への過剰与信を防ぐ」という法の趣旨を受けて、業界全体が同じラインに揃えた形だ。
家族カードは本会員の信用に紐づく形で発行されるとはいえ、契約上は使用者本人がカードを持って決済する。
つまり「高校生がカード決済する」状態になることは、本体カードと家族カードで実質的に変わらない。だから家族カードも同じラインで縛られている、というわけだ。
② 「与信」という考え方が育ちきっていない年齢
クレカの本質は「あとで払う前提で、先に借りて使う」仕組みだ。これは想像以上に重い前提なんだよ。
月末締めで翌月引き落とし、ということは、使った瞬間にはお金が手元から消えていない。この感覚に慣れていないと、簡単に使いすぎる。
正直に言うと、僕は20年カードを使い続けてもなお、リボ払いで足元をすくわれた経験がある。金利だけで月2万円が消えていた時期があったんだ。
20年やった僕がそうなんだから、初めて触る高校生がいきなりクレカを持つのは、リスクの方が大きいとカード会社が判断するのは合理的だよ。
③ 2022年の18歳成人後も「高校生は除く」が残った理由
2022年4月から成年年齢が18歳に引き下げられた。法律上は18歳から親の同意なしにクレジット契約ができるようになったわけだ。
だったら18歳の高校生もOKになるはず・・・そう思うかもしれないが、現実は違った。
多くのカード会社は成人年齢の引き下げ後も、申込条件を「高校生を除く満18歳以上」のまま据え置いた。理由は3つある。
- 学業優先という社会通念を尊重した(カード会社が「高校生にクレカを売り込む業界」と思われたくない)
- 支払い能力(与信)の見極めが難しい(高校生は基本的に親の扶養下で、安定収入がないため)
- トラブル時の家庭への影響が大きい(ネット課金の暴走、リボの長期化など、カード会社にとっても回収リスクが高い)



つまり、法律上は18歳でも契約できるけど、カード会社が業界の判断として「高校生のうちはまだ早い」と線を引いているってことなんですね。



そういうこと。法律と業界の自主規制は別物だってことを押さえておくと、いろいろ腑に落ちるよ。
主要カード会社の家族カード年齢条件まとめ


主要カード会社の家族カード申込条件を整理しておく。見るとわかるが、表現が微妙に違うだけで「高校生は不可」というラインはほぼ全社共通だ。
| カード会社 | 家族カードの申込条件 | 高校生の可否 |
| 三井住友カード | 本会員と生計を同一にする配偶者・子供・両親(高校生を除く満18歳以上) | 不可 |
| JCBカード | 本会員と生計を同一にする配偶者・親・子(高校生を除く満18歳以上) | 不可 |
| 楽天カード | 本会員と生計を同一にする配偶者・両親・お子さま(高校生を除く満18歳以上) | 不可 |
| イオンカード | 本会員と生計を同一にする配偶者・親・子(高校生を除く満18歳以上) | 不可 |
| アメリカン・エキスプレス | 本会員と生計を共にする13歳以上の家族(プロパーカードのみ) | 条件付きで可 |
| JALカード | 家族会員カード:高校生を除く満18歳以上/家族プログラム:年齢制限緩め | 家族カードは不可、家族プログラムは可 |
※ 上記は2026年4月時点の主要カード会社の申込条件をまとめたもの。
各社の規約は変更されることがあるので、申し込み前に必ず公式サイトで最新情報を確認してほしい。
ここで気づいた人もいると思う。アメックスとJALだけが少し違うルールを持っている。これが次の見出しで話す「例外パターン」だ。
例外的に高校生でも家族カードが持てる3つのケース


「原則」と書いたのには理由があって、ごく限られた条件下では高校生でも家族会員カードや、それに近いものを持てるケースが存在する。
誤解しないでほしいのは、これらは抜け道や裏ワザじゃない。それぞれちゃんと制度として用意されているもので、用途も明確だ。
① JALカードの「家族プログラム」
JALカードには「家族会員カード(高校生を除く満18歳以上)」とは別に、「JALカード家族プログラム」という仕組みがある。
これは家族のマイルを合算できる制度で、登録された家族にはクレジット機能のないマイル管理用カードが発行される。
クレジット機能がないから、当然「カードで決済する」用途では使えない。ただし、家族みんなで貯めたマイルを1つの口座にまとめられるから、家族で旅行する時の特典航空券が取りやすくなる。
「カードで決済したい」目的なら役に立たないが、「マイルを家族で合算したい」目的にはピッタリな制度だよ。
ANAカードにも「ANAカードファミリーマイル」という似た仕組みがある。こちらもクレジット機能はないが、マイル合算ができる。
② アメックスのプロパーカード(13歳以上で家族カード発行可)
アメリカン・エキスプレスのプロパーカード(グリーン・ゴールド・プラチナ)は、家族カードの申込年齢が「13歳以上」とかなり緩く設定されている。
これは多くのカード会社の中でも珍しい部類だ。
ただし注意点がある。13歳以上で発行できるのは、本会員がアメックスのプロパーカード保有者である場合に限る。提携カード(楽天プレミアムカードなど提携先のもの)は対象外だ。さらに、本会員自身に一定以上の収入と信用力が求められるので、プロパーカード自体のハードルがそもそも高い。
とはいえ、海外を頻繁に往復する家庭や、子どもを留学させている家庭にとっては有力な選択肢になる。
日米を行き来している僕の経験から言うと、海外でアメックスのサポート力は本当に頼りになるよ。
③ 海外留学中の在学生に対する特例
子どもが海外留学している場合、留学先での生活費・授業料の決済手段として、家族カードを発行してくれるケースがある。
各社の対応はバラバラで、「留学中であることを書類で証明できれば検討する」というスタンスのところが多い。
これは制度というよりカード会社ごとの個別判断に近い。詳しく知りたい場合は、本会員カードのカスタマーサポートに直接問い合わせるのが早い。
「子どもが○月から留学する予定で、現地での決済手段として家族カードを発行できるか」という形で聞くと、可能/不可の回答が明確に返ってくる。
例外的に発行できる場合でも、「申し込んだら必ず通る」わけではない。
利用目的・留学先・留学期間などを総合的に判断されるので、想定スケジュールに余裕を持って動いてほしい。
家族カードが作れない高校生におすすめの3つの代替策


ここからが本題だ。家族カードはダメ、でも子どもにキャッシュレス決済を持たせたい――この場合、選択肢は大きく3つある。
それぞれ年齢条件・使い勝手・親の管理しやすさが違うから、家庭の方針に合わせて選んでほしい。
① デビットカード(中学生以上15歳から発行可)
銀行口座と直接ひも付いていて、決済すると即時に口座から引き落とされるカードだ。多くの銀行系デビットカードは「15歳以上で発行可能」とされていて、中学生〜高校生の決済手段として最も現実的な選択肢になる。
メリット
- 口座残高以上は使えないので、原則「使いすぎ」が起きない
- VISA・JCB・Mastercardブランド付きなら、クレカが使える店舗ならほぼ同じように使える
- ネット決済・実店舗・海外ATMでの現地通貨引き出しまで対応
- 利用通知メールが即時で届く(親も同時にアプリで確認可能なものが多い)
デメリット
- 口座残高がゼロだと使えない(これはメリットでもある)
- クレジットヒストリー(クレヒス)は積み上がらない
- 一部のサービス(ガソリンスタンドの定額前払い、月額サブスクの一部)で使えないことがある
子ども用に作る場合のおすすめは、普段の生活費を入れている銀行とは別の口座でデビットを発行すること。
子ども専用口座にすると、親が「今月いくら使ったか」を把握しやすくなるし、子どもにも「これがあなたが管理する口座だ」と渡せる教育的な意味がある。
② プリペイドカード(年齢制限ほぼなし・チャージ式)
事前にチャージした金額の範囲内でしか使えないカードだ。
VISAやMastercardブランドが付いたプリペイドカードなら、クレカと同じように店舗・ネット決済で使える。
年齢制限がほぼないか、あっても「中学生以上」程度のものが多い。
メリット
- 年齢制限がデビットよりさらに緩い
- 銀行口座を作る必要がない(親のクレカからチャージできるタイプもある)
- 使える金額がチャージ済み残高に厳密に限定されるので、上限管理が完璧
- 万が一カードを紛失しても、チャージ済み残高分しか被害が出ない
デメリット
- 毎回チャージする手間がある(オートチャージ設定があるものを選ぶと楽)
- 有効期限のあるタイプは、期限切れで残高が消えることがある
- 還元率はクレカに比べて低めの傾向
「とにかく上限管理を厳格にしたい」「銀行口座をまだ作っていない」という家庭ならプリペイドが第一候補だ。
お小遣いを月1万円チャージしてあげる、というシンプルな運用もできる。
③ 「18歳到達後すぐ家族カード発行」を逆算して準備する
これは選択肢というより「準備の動き方」に近い。高3で18歳の誕生日を迎える子は多いし、18歳になって高校卒業見込みになれば、家族カードの申込条件をクリアする。
つまり「卒業の3月〜4月」をターゲットに、その時期に発行できるよう本会員カードを今のうちに整えておくのが現実的な動き方になる。
具体的にやっておくと良いのはこんなことだ。
- 本会員(親)のメインカードが「家族カード発行が便利な会社」かどうか確認する
- 子どもが大学進学する場合、進学先で使うことを想定したブランド(VISA・Mastercardなど)を選んでおく
- 家族カードの利用枠を本会員側でいくらに設定するか、家族で事前に話し合っておく



えー、デビットとプリペイドってほぼ同じじゃないの?どっち選べばいいかわかんないんだけど!



ざっくり言うと、銀行口座から自動で引き落とすのがデビット、事前にチャージするのがプリペイド。「上限管理を完璧にしたい」ならプリペイド、「使ったら即時で口座から減るシンプルさ」ならデビットだよ。
修学旅行・海外研修でカードが必要になったら


「家族カードが作れないのはわかった。でも修学旅行や海外研修で現金だけ持たせるのは怖い」これは僕がこの記事を書こうと思った最大の動機だよ。
結論を言ってしまうと、修学旅行や海外研修で必要なのは、ほぼ全てプリペイドかデビットで対応できる。具体的なシーンで考えてみよう。
国内修学旅行の場合
国内修学旅行で必要な決済はだいたいこんな場面だ。
お土産代、追加の昼食、自由行動中のレジャー施設の入場料、緊急時の交通費。これらは全部、プリペイドカードでカバーできる。
ポイントは「あらかじめ必要そうな金額を計算してチャージしておく」こと。
例えばお土産代1万円・予備5,000円で15,000円チャージしておけば、上限を超える支出は発生しない。財布の中の現金を盗られるリスクと比べると、はるかに安全だ。
海外修学旅行・短期留学の場合
海外シーンでは話が少し変わる。日米を年に十数回往復している僕の感覚から言うと、海外で現金だけを持たせるのが一番リスクが高い。
スリ被害、紛失、両替レートの悪さ、これら全てを一気に回避できるのがカード決済だ。
海外向けプリペイドカードや、海外利用に対応したデビットカードを使うと、「現地通貨を必要な分だけATMで引き出す」「お土産は店頭で直接決済する」という運用ができる。
両替所で大金を一度に換える必要がなくなるから、防犯面でも有利だ。
- 国際ブランドは VISA か Mastercard を選ぶ(JCB単独は海外で使えない店が一定数ある)
- 海外利用時の事務手数料・為替手数料を事前に確認(カードによって1.6%〜4%と幅がある)
- 万が一の紛失時の連絡先を、出発前に親子で共有(24時間対応のサポート窓口があると安心)



JCBだと海外で使えないお店があるんですか?知らなかったです。



僕もアメリカでJCBが使えなくて困ったことが何度かあるよ。VISAブランドのサブカードを持っていて助かった。海外に行かせるなら、ブランド選びは本当に大事だ。
親子で決めておきたい3つの運用ルール


デビットでもプリペイドでも、子どもに渡すなら「使い方のルール」を一緒に決めておくのが大事だ。
これは僕が学生起業時代に日米合わせて8枚のカードを乱発して痛い目を見た経験からも、強く言いたい話だよ。
初めてのキャッシュレスは、ルール込みでセットと思ってほしい。
ルール①:月の上限を最初に決める
「お小遣い5,000円+カード利用枠1万円」のように、月の上限を明文化する。プリペイドならチャージ額がそのまま上限になるからシンプルだ。デビットの場合は、子ども用口座に毎月入れる金額を固定する。
ルール②:利用通知は必ずONにして親子で共有
多くのカードはアプリで利用通知をリアルタイム受信できる。
これを親と子の両方のスマホに設定すると、お互い「いま、いくら使った」が見える状態になる。
監視するためじゃなくて、お金の流れを可視化する習慣をつけるのが目的だ。
これは将来クレカを持った時にも効いてくる仕組みだよ。
リボの怖さって「使ったお金がどこに消えたか追えなくなる」点にあるからね。
ルール③:月末に明細を一緒に振り返る
月末に5分でいいから、親子で明細を一緒に見る時間を作る。何にいくら使ったか、無駄遣いはあったか、来月はどう使うか。
この振り返りの習慣がそのまま金融教育になる。家族カードを作るより、はるかに価値のある経験になるよ。
18歳到達〜大学入学までのロードマップ


最終的なゴールを整理しておく。
「家族カードが作れない高校生」から「自分のクレジットカードを持って金融リテラシーを身につけた大学生」までの、現実的なロードマップだよ。
まずは少額のプリペイドかデビットを持たせて、キャッシュレスの感覚に慣れさせる。
月の上限・利用通知・月末の振り返りをセットで運用する。
この時期に「お金の流れを把握する習慣」を身につけることが、後で効いてくる土台になる。
18歳になっても在学中は家族カードを作れないが、本会員(親)側で「卒業見込みの段階で家族カードを発行する準備」を進められる。
本会員のカード会社・ブランド・利用枠を、子どもの大学進学先や生活スタイルに合わせて見直しておこう。
「高校生」という条件が外れた瞬間に、家族カードの申し込みが可能になる。
または、本人名義の「学生向けクレジットカード」を選ぶ手もある。
学生カードは年会費無料・限度額が低めに設定されていて、初めての1枚として無理がないよ。
本人名義のカードで毎月延滞なく支払い続けると、クレジットヒストリーが積み上がっていく。
これは将来、住宅ローンやマイカーローンの審査で必ず効いてくる資産だ。
20歳のうちからクレヒスを育て始めた子と、社会人になって慌てて作る子では、20代後半でかなり差がつくよ。



「家族カードはダメ」で思考停止せず、卒業後を見据えて段階的に準備していく。これが本当の意味で子どもの金融リテラシーを育てる動き方だよ。
クレジットカードの家族カードと高校生に関するよくある質問
- 高校生でも親の同意があれば家族カードを作れますか?
-
多くのカード会社では作れない。親の同意の有無ではなく「高校生か否か」で線が引かれているからだ。
例外はアメックスのプロパーカード(13歳以上)と、JALカード家族プログラム(クレジット機能なし)など、ごく一部に限られる。
- 18歳の誕生日を迎えた高校3年生は家族カードを作れますか?
-
原則として、高校に在籍している間は作れない。多くのカード会社の申込条件が「高校生を除く満18歳以上」となっているためだ。
卒業見込みの3月以降に申し込みが通る可能性が出てくる。
- 高校生の子どもにキャッシュレス決済を持たせるなら何がいいですか?
-
「上限管理を厳格にしたい」ならプリペイドカード、「銀行口座と連動させて即時引き落としにしたい」ならデビットカードがおすすめ。
どちらも15歳以上で発行できるものが多く、家族カードと実質ほぼ同じ便利さで使える。
- 海外修学旅行で子どもにカードを持たせるならどれがいいですか?
-
VISAかMastercardブランドのプリペイドカードまたは海外対応デビットカードが現実的だ。
JCB単独だと海外で使えない店があるので、海外シーンでは避けた方が無難。為替手数料・紛失時のサポート窓口も事前に確認しておきたい。
- 高校生のうちにETCカードだけ作ることはできますか?
-
家族カードの付帯ETCカードも、本会員カードに紐づく形で発行されるため「高校生を除く」の条件を引き継ぐケースが多い。
本会員のカード会社の規約を直接確認してほしい。
まとめ:「家族カードはダメ」で終わらせない


長くなったので、今日の話を整理しておく。
- クレジットカードの家族カードは、原則として高校生は作れない(業界全体の自主規制)
- 例外はアメックスのプロパーカード家族会員(13歳以上)、JALカード家族プログラム、海外留学中の特例など限定的
- 代替策はデビットカード(15歳以上)・プリペイドカード(年齢制限ほぼなし)・18歳到達後の発行準備の3つ
- 修学旅行・海外研修ならVISA/Mastercardブランドのプリペイドかデビットで十分対応できる
- 月の上限・利用通知・月末の振り返りをセットで運用すれば、それ自体が金融教育になる
- 高校卒業のタイミングで満を持して本人名義カード or 家族カードを発行する流れが、最も現実的なロードマップ
「クレカは怖いから現金で育てる」という選択をする家庭ももちろんある。
それもひとつの正しい判断だ。ただ、いまの世の中はキャッシュレス決済が主流になっていて、子どもが大人になる頃には現金しか使えない場面のほうが珍しくなる。
だったら「いつか必ず使うものなら、親が伴走できるうちに練習させる」のは合理的な選択だと、僕は思っているよ。
家族カードは作れなくても、お金の話を家庭でする機会は今すぐ作れる。
その機会を作る道具として、プリペイドやデビットを使う。そして高校卒業のタイミングで本人名義のカードに切り替えていく。
段階を踏んで、お金との付き合い方を一緒に身につけていく。これがこの記事で僕が一番伝えたかった話だ。
20年クレカと付き合って、リボで足元をすくわれた経験のある僕が言うから、信じてほしい。最初のステップを丁寧に踏むかどうかで、子どもの10年後・20年後のお金との付き合い方が変わるよ。
